烏骨鶏物語にようこそ

8番目の噺

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8番目の噺

 ボス争い?

 2009年になり、毎朝「コケコッコー、コケッコー、コ〜〜コケッコー」と三羽三様の三重唱をしてくれる迷惑な烏骨鶏たち。
 そして2月26日の朝、覆いをはずしたら、いきなり喧嘩が始まった。

 美味しそうに太ったオスのみどりが鈴木さんの首筋に噛み付いて?大騒ぎ。つつくのではなくて、嘴で喰いついて逃げる鈴木さんを離さない。はつことちぃちゃんは夜用の小さなゲージの中で逃げる場もないのだが、羽をばたつかせ、とりあえず難を逃れようとしている。

 みどりと鈴木さんの頭をこずいて怒ったが、犬のようにはいかない。烏骨鶏は言うことを聞いてくれない。小さなケージは大騒動になった。

 みどりを先に鶏小屋に移して、しばらくしてから後の3羽を入れたが、また鈴木さんの首筋に喰いつく。ちぃちゃんもはつこも羽をバタバタと1畳ほどの鶏小屋で逃げ回る。

 昨日まで、私の見ている範囲では鈴木さんが他の鶏いじめをしていた。けれどもみどりにだけは一目置いているようだった。よく2羽で向き合い、体をふくらませあっていた。
 結局鈴木さんは弱いものいじめしかできなかったのか、、、。

 弱いものいじめをする鈴木さんに我慢できなくなったみどりがキレたか?

 とにかく4羽を一緒にしておくのはマズかろうと、みどり1羽を畑に連れて行き
「あんたは今日はご飯なしや、草食べとき」と放鶏。とはいえ移動ケージの中。

 夕方、出かける前に小屋に入れて様子を見たら、みどりは餌に夢中で一見平和そうだったのでそのまま買い物に。帰ってきて、土間の夜用ケージに移したら、またドタバタやっていた。

 ケージの前に立ち「みどり、そのまま他の鶏いじめてたら、ほんまに食べるしな」と宣言。

 山にほかしたら、狐たちにたちまちやられるだろうという話。それなら食ってやる方がいいかもと。
 できるなら食べたくないけど、、、。

 でも、ようつぶさん…。 どうするべきか…。

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